日本一安く313系を手にする方法

 

JR東海の新鋭近郊型電車、313系。

近郊型でありながら起動加速度2.6km/h/sと営業最高速度120km/hを同時達成。

名鉄近鉄静鉄など並走する私鉄には大変なキョーイとなっております。(苦笑)

 

 NゲージではKATOから優秀なモデルが上市されていますが、最小編成の2両でも

7,500円では、ビンボー人の私にはすぐには手が出ない。

 せめてクハだけでも昔のゼロ1個取った値段で(初代103系でももっと高いわ)。

 …しかしこの1編成を、私は合計2,500円で手にする事ができたのです。

 別に万引きしたとかヤフオクで略取したとか、非合法な手段ではないですよハイ。

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これ見ただけでは一体何が起こったのか、分からないと思います。(笑)

 

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 タネ車(?)はJR東海が駅で無料配布している、踏切安全のパンフレット内に印刷してある

ペーパーキット。見た時に「これNゲージに違いない」と思って試すとピッタリ。余りにピッタリ

すぎて、HOのダイソー電車式に元のプラ車体の上にはかぶせられません。

 

 名駅そばの「ぽち」でKATO初代の103系クモハM車とサハの改造失敗車が合わせて1,800円で

身売りされていたのを購入、KATOのカタログにある分解説明に従ってプラ車体を撤去、紙の車体に

載せ替えました。台車はDT33だし床下も抵抗制御で完膚なきまでに違うケド、何せ車体がこの程度

(笑)なので気にしません。

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 クハのほうはキットのまま素直に四角く箱組みしただけですが、クモハになるほうにはもう少し手を

掛けてみました。大して目立ちませんが車体の裾を絞り、非運転台の妻板は屋根に切れ目を入れ、屋根

Rを出易くしました。あとスカートも頑張って切り貼りしました。下端のアントニオ猪木状シャクレ

を一応表現できた所はホメて欲しい。(笑)KATO初代EF65式にスカートは台車マウントです。

 エアコンは板紙を芯にして立体化。実車はステンレスに輝いていますがそこまでは出来なかった。写真

ではまだありませんが、Z形パンタは当初紙で自製と思いましたが根性が切れ、池袋のIMONで買った

ものを両面テープで後日貼りつけました。(笑)

 

 7,500円で買ってくればスグ終わりの電車ですが、こちらのほうが話のネタ度として遥かに上です。(笑)

次回は何とかして前端屋根の優美なRを出すとともに窓をくり抜きたい。()あとはニコイチで中間車を

作りたい。これで悪夢の5両編成化を。実は中間車の型紙はもう作ってあるの。()

 この迷模型電車を、313系を愛して止まないニコ動「迷列車で行こう 駿遠編」の迷人ほのルン氏と、

模型鉄をカミングアウトされている「迷列車で行こう 迷鉄編」のCaster Wild氏へと捧げます。